出会い系サイトが多くの人に利用される理由

出会いを求める男女にとって、出会い系サイトは大変画期的なサービスであることは言うまでもありません。
誰もがパソコンやスマホを手にするようになった今日においては、ネットで出会い探し・・・も特別なことではなく、いたって日常的な光景となりつつあります。

ここでは、出会い系サイトが多くの人に利用されるようになった背景について書いてみました。

パソコンよりもスマホが主流

スマホや携帯が普及するまでは、出会い系サイトの利用はパソコンが主流でした。
当然、パソコンを持っている人でなければサービスを利用することができませんでしたし、メールのやり取りももちろんパソコンでした。
しかし、パソコンを使って出会い探し、つまりネットを利用して出会いが探せる便利さは伝言ダイヤルなどに比べると雲泥の差といえるものでした。

しばらくすると、携帯（今でいうガラケー）でのサービスが始まります。
ここまでくると、一挙に利用者の幅が広まります。
これまでは、パソコンを持っている人だけが利用できていた出会い系が、携帯を持っている人にまで利用者の幅が広がったわけですから、出会い系サイトの需要も一気に高まります。
この段階で、自分専用のパソコンを持てなかった主婦層の利用も増えてきます。

そして、スマホの普及。
出会い系のみならず、スマホはガラケーに比べると見やすさ使いやすさが格段に良く、何といっても表示される情報量が違います。
最近では、ほとんどの出会い系がプロフィールに写真を掲載したり自撮りの写メを投稿できるようになっているので、写真を見て相手を選ぶという面ではスマホでの使い勝手が良いことは言うまでもありません。

今では、スマホ専用の出会い系アプリなるものも多く出回っているので、スマホを利用した出会い系ユーザーは増々増加していくでしょう。

SNSやソーシャルゲームよりも出会い系

スマホが普及し始めると同時にSNSの利用者が急増しました。
SNSの良いところは、ネットを使って広い範囲でコミュニケーションが取れること。
身近な人たちだけでなく、趣味や共通のカテゴリなどを軸に新たな人たちと気軽に仲良くなれる便利なサービスです。
SNSが騒がれだした時は、出会い系ユーザーも減少するのでは・・・と囁かれていましたが、大手のSNSは基本的に出会い系行為を禁止しているところは多いので、SNSと出会い系サイトは別物と考えるほうが正しいでしょう。

ソーシャルゲームにおいても、コミュニケーションをとりながら進めていくいわゆる協力型のゲームでは、知らない者同士がやり取りをする場面があるにしても、基本的には出会いにつながるサービスをしているわけではなく、出会い目的で利用するにはちょっと遠回りのような気がします。

結果的に、SNSやソーシャルゲームで確率の低い出会いに期待するよりも、出会いという本来の目的のために作られた出会い系サイトを利用したほうが出会える確率は高い・・・ということで、出会いを目的とした新たなサービスができない限り、出会い系サイトを利用する人はますます増え続けることになりそうです。

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