出会い系でのトラブル回避！巧妙化するサクラの手口に注意！！

出会い系サイトを利用する上で気をつけなければいけないのがサクラの存在。
出会い系には昔からサクラを使った悪質なサイトが存在し、多額の料金を騙し取られるといった被害も少なくありません。

サクラを使っているような悪質なサイトでは実際に出会えることはありませんので、次第にクチコミや評価サイトなどで吊し上げられるとになり自然と淘汰されてしまいますが、悪質なサイトはタチが悪くサイト名を変えそしてサイトのデザインも一新し、また新たに餌食を待ち受けているのです。

ここでは、現在の出会い系サイトに見るサクラの手口について書いてみました。

サクラとは・・・

そもそも、サクラとは一体何なのでしょう？
一般的な例でいうと屋台や露店などで客のフリをして商品を褒めちぎり、「買わなきゃ損」とか「買い時」であることを周囲に思い込ませて買わせる・・・。
そう、サクラとは客のフリをして一般の客を集めたり買わせたりする人のことを言います。

出会い系のサクラは「客のフリ」つまり会員に成りすまして料金を騙し取ることを目的としています。
古典的な手法のように思えますが、今でも被害に遭われている方はたくさんいます。

サクラはそのサイトを運営する組織内の人間の場合もありますが、多くの場合メールレディなどという形でアルバイトを雇っているケースもあります。
基本的にメールのやり取りが主な作業なので、男性会員お相手をするサクラが女性の場合もありますし男性である場合もあります。
（顔や声はわかりませんから・・・。）

相手がサクラだったとしてもせめて女性であってほしいものです・・・。

料金システムで見るサクラの種類

ひとくちにサクラといっても、料金システムによってその手口や方法は違ってきます。
出会い系サイトの料金システムは、大きく分けてポイント制と定額制、そして無料のサイトがあります。
それぞれのシステムでサイトの特徴が分かれるように、サクラもその特徴を生かした手口で料金を騙し取ろうとします。
それぞれの料金システムに潜むサクラの特徴を見てみましょう。

ポイント制出会い系サイトのサクラ

ポイント制はサクラが暗躍しやすく、実際に被害が多くみられるシステムでもあります。
ポイント制のサイトは、メールの送受信やプロフィールの閲覧など、機能やサービスを利用する度にポイントを消費していきます。
ですから、ポイント制のサイトに潜むサクラはできるだけ機能やサービスを利用させ、ポイントを消費させようとします。
相手会員に成りすましてメールのやり取りを頻繁に繰り返したり、有料のサービスの利用を強要したり・・・。
良心的なポイント制のサイトでは1ポイントあたり10円、メールの送信が5ポイントとすると1回のメール送信で50円ということになります。
一見、大きな金額ではなさそうですが、チリが積もれば山と・・・。
気がつけば他の有料サービスと合わせて数千円、いや数万円・・・なんて話はよくある話です。

定額制出会い系サイトのサクラ

定額制のサイトは、月単位や年単位で会費を支払えばその期間内は使い放題というところが多いので、ポイント制のようなサクラはいません。
しかし、サクラを置いている悪質な定額制サイトでは、利用期限が近付くとやたらと女性の方からメールが届くようになります。
そして、急激に仲良くなってメールのやり取りが始まります。
このチャンスを逃すまい・・・と男性が利用期限を延長、会費を支払ったとたんに音信不通・・・ってな具合です。
定額制のサイトは出会い系の中でもサクラの被害が比較的少ないといわれていますが、料金が掛かるだけに優良なサイトを見極める必要があります。

無料出会い系サイトのサクラ

無料の出会い系サイトは料金が掛からないからサクラの心配ないらない・・・な～んて思っていませんか？
無料のサイトでも悪質なサイトにはサクラがいます。
しかし、ポイント制や定額制にのように直接料金に絡むサクラではありません。

無料のサイトに潜むサクラは、サイト内に有料のサービスがある場合はそのサービスに誘導しますが、完全に無料のサイトの場合は他のサイトに誘導します。
誘導するサイトはポイント制や定額制といった有料のサイトがほとんどで、一般的な有料のサイトに比べて料金は高く設定されています。
サクラの場合は、無料のサイトと提携しているサイトへ誘導しますが、なかには全く関係のない出会い系サイトへ誘導する会員もどきもいます。
こちらは、サクラではなく業者と呼ばれています。

巧妙化するサクラの手口

ひと昔のサクラは、立て続けにメールを送り付けてきて返信を催促したり、強引に有料のコンテンツを利用させるなどあからさまに仕掛けてきたので、慣れてくると見極めることもできました。
しかし、最近のサクラの手口は巧妙になってきているので、見極めが困難になってきています。

例えば「足あと」機能。
足あと機能は、自分のプロフィールを閲覧したひとの形跡が残るもの。
メールしてくれている訳ではないのですが、自分のプロフィールを見てくれたというだけで何となく親近感が生まれてくることも・・・。
足あとを残した人ってどんな人なんだろう・・・？って思いからプロフィールを閲覧すればそれだけで数ポイント消費です。
さらに、そのお相手のプロフィールが自分の目的や条件にマッチしていたらアプローチしてしまうかも・・・。
もし、そのお相手がサクラだったら、あなたはサクラの仕掛けた「足あと」というトラップに見事に引っ掛かったことになります。

これは、女性の方からアプローチされた場合、サクラを疑うことを学習してきた男性にとって「足あと」はプロフィールを見に来ただけだし・・・というふうに警戒心を和らげる心理を突いたものといえるでしょう。
もちろん「足あと」を疑えばきりがありませんが、たとえば鹿児島に住んでいて東京や大阪あたりの女性から立て続けに「足あと」を付けられると違和感を感じずにはいられません。

ほかにも、これってサクラじゃね？ と思われる事例は私の経験上もたくさんありますが、あまり神経質になるとそれこそ出会いのチャンスを逃しかねませんので、サクラの見極めは出会い系を利用していくうえで経験から身に着けていくことも大切なことと思います。

サクラの被害に遭わないために

出会い系サイトでサクラの被害に遭わないためには優良なサイトを利用することにつきますが、優良と呼ばれるサイトにも怪しい影は必ずいます。
ただ、それがサイト側が忍ばせているものではなく、外部からの勧誘業者であればサクラとは言えません。
つまり、サクラなのか業者なのかが分からない状態で、悪質なサイトと決めつけるのは騒ぎすぎなのかもしれないということです。

先にも書きましたが、サクラを置いて運営している悪質なサイトはクチコミや評価サイトでバンバン叩かれます。
そして、いつの間にか無くなり、そしてまた新たなサイトが生まれます。
このことから見ると、新しいサイトは要警戒・・・ということになります。

もちろん、新しいサイトが皆怪しいというわけではありませんが、新しいサイトは会員数も少ないですししばらく様子を見てみるもの良いかと思います。

ちなみに、私が利用しているサイトは有料・無料ともに20年近い運営実績があります。
知らない間にサクラに遭遇しているのかもしれませんが、今のところ金銭的に大きな被害を受けたことはありません。

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